雫がやさしく案内するよ。
ゆっくり読んでいってね。
こんにちは、雫です!今日は「百人一首」についてお話しするね。名前は聞いたことがあっても、意外と知らないことも多いんじゃないかな?
簡単に言うと、「100人の歌人が詠んだ、100首の和歌」を集めたものなんだよ。天皇や貴族、お坊さん、女性の歌人まで、いろんな人が詠んだ歌が1首ずつ選ばれていて、ちゃんと作者の名前もセットになっているの。
今わたしたちが「百人一首」って呼んでいるものの多くは、正式には「小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)」っていうんだ。数ある百人一首の中でも、いちばん有名なものだよ。
選んだのは、鎌倉時代の歌人・藤原定家(ふじわらのていか)さん。京都の小倉山にある山荘で選んだと言われていて、今からおよそ800年も前、13世紀ごろのことなの。
収められている歌は、7世紀の天智天皇の時代から13世紀の順徳院の時代まで——実に600年以上にわたる日本の和歌の歴史がぎゅっと詰まっているんだよ。
百人一首はね、読んで味わうだけじゃなくて「かるた」としても楽しめるの!歌を最後まで読み上げる「読み札」と、下の句だけが書かれた「取り札」があって、読み上げられた歌の取り札をいち早く取るゲームなんだ。お正月の風物詩でもあるよね。
中でも「競技かるた」は、スピードと記憶力を競う本格的な対戦競技として、漫画やアニメの題材にもなるくらい親しまれているんだよ。
テーマは恋愛、四季の移ろい、旅、人生への想いなどいろいろ。わたしのお気に入りの一首を紹介するね。
「桜の花の色はすっかり色あせてしまった。むなしく、この身も年老いてしまった。ぼんやりと物思いにふけっている間に」——そんな意味なの。移りゆく季節と、自分自身の心情を重ねた、しみじみとした歌だよね。
どうだったかな?少しでも百人一首が身近に感じてもらえたら嬉しいな。気になった人は、ぜひ100首全部のぞいてみてね!
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